家族信託おやとこの口コミ・評判は？メリット・デメリットもレビュー

当記事では、家族信託の専門家

・「おやとこ」

について、利用者の口コミや、メリット・デメリットを、わかりやすくまとめました。

結論から言うと、家族信託の検討初期は、複数の専門家に問い合わせて情報収集をするのがおすすめで……

「おやとこ」は外せない専門家だといえます。

「家族信託」検討のお役に立てば幸いです。

＼ 家族信託　契約数No.1 ／

家族信託の「おやとこ」とは？

家族信託の「おやとこ」は、認知症による資産凍結を防ぐ、家族信託の設計と実行をサポートする専門サービスです。

なぜ認知症に家族信託が必要？

内閣府の資料では、2040年には65歳以上の認知症高齢者数は、4人に1人は認知症高齢者（24.6%）との推計があります。

認知症で記憶力や判断力があやしくなると生活にも支障がでてきますが……

銀行などで認知症と判断されると、金融機関は振込詐欺対策などの観点で銀行口座を凍結してしまいます。

そうなってしまうと、例え子どもであっても銀行からお金を引き出すことはできず、認知症の親の生活費や医療費などの支払いに窮する事となってしまいます。

この資産凍結に対応する制度として、2007年に施行されたのが、「家族信託」です。

法務局の資料では、家族信託は下記の様に定義されています。

家族信託とは、自分の財産（不動産・預貯金・有価証券等）を、信頼できる家族や相手に託し、特定の人のために、あらかじめ定めた信託目的に従って、管理・処分・承継する財産管理手法です。

認知症などにより判断能力が低下した場合にも、家族信託の目的に応じて、本人の財産を柔軟に活用することができます。

法務局

「おやとこ」とは？

家族信託で銀行口座凍結から免れるためには、専用の銀行口座（信託口口座）を作る必要があります。

信託口口座を作るためには、信託契約書を公証人役場で公正証書として認めてもらう必要があり、専門家のサポートを要します。

家族信託の手続きは、従来は司法書士や弁護士事務所などに相談して行うのが一般的でしたが、より身近にリーズナブルに締結できる事を目指したものが「おやとこ」です。

「おやとこ」は家族信託契約数No.1を謳っています。

実際のところ、その口コミや評判はどうなのでしょうか？

「おやとこ」の口コミと評判

「おやとこ」について、Web調査を行って、口コミと評判をまとめました。

「おやとこ」の悪い口コミと評判

「おやとこ」に対する悪い口コミと評判はほぼ見つかりませんが、過去には営業に関する口コミが数件ありました。

トリニティの家族信託のFaxやめてくれんかな？
どんだけ必死なんやろ。
雛形バンバン使って案件捌いてそう。
依頼するなら個人事務所に限る。

— 単元書士郎 (@chamame_komame) August 27, 2022

迷惑ですので、無断でFAXを送信しないでください。

Google口コミ　　2年前

営業メールうっとうしい会社

Google口コミ　　3年前

相談無料なので気軽に問い合わせできますが、しつこい勧誘は避けたいところです。

万一FAXやメールが続く様であれば、お客様相談室に問い合わせして停止してもらう方が良いですね。

「おやとこ」の良い口コミと評判

家族信託は新しい制度なので、口コミはまだ少ない状況ですが、関連するコメントからは、ホームページの様なクリーンで親しみやすい感じを受けました。

金融関係者による、「おやとこ」の安さに驚愕のコメント！

コンサルティング料金の安さは、HPでもアピールしているポイントです。

提携企業が多いことがプラスの要因ですね！

【驚愕】現役銀行員ですが、「家族信託」の『おやとこ』が令和の新常識と知らない人は大損します！認知症による資産凍結を回避する手段ですが、従来費用が最低30万円に対し、『おやとこ』なら5万円と脅威的に安いんです！更に「ANAの住まい」を通じて契約すればマイルも貯まるという特典付き！詳細は↓…

— ショウヘイ@現役銀行員　融資課 (@sho_hei_a) January 21, 2024

運営会社「トリニティ」に関するコメント

信頼のできる会社であるか？どうかも気になる点です。

トリニティラボで社内研修の講師をやらせていただきました。
環境の整った素晴らしい施設で研修の内容についても、積極的にご質問もいただきとても良い研修となったと思います。

Google口コミ

素敵なところでした！

Google口コミ

契約者の好評コメント

スキルのある専門家の対応により、家族信託を進めていく上で一切不安や不信感などは抱かなかった。

おやとこ公式HP

家族信託の専門家によるコンサルティングは、家族の理解を得たり、信託内容を決めたりする、重要なポイントです。

信託口口座の残高や取引内容などが家族信託のアプリに自動表示されて、家族信託用のアプリが大満足！

おやとこ公式HP

信託口口座の管理は、受託者の請け負う仕事ですが……

アプリを使って簡単に管理・報告できるのは便利です！

最後に実際の利用者2名のコメントです。

まずは、 井澤さん（仮名）コメントの抜粋です。

資料請求をしたその日にすぐ電話をしました。

おやとこさんは文字もイラストも織り交ぜてサイトに書いてあって、「ここに任せれば大丈夫そう」と思えました。

コンサルタントの澤田さんは、叔母の不安を取り除くように何度も説明してくださって、会話の流れを作るのが上手でした。聞き方、話し方の上手さに「さすがだな〜」と感心してしまいました。

最終的には叔母から家族信託をする同意も得ることができました。

おやとこアプリ、本当に分かりやすくて便利ですよね。

会社で経理をやってるので、入出金の管理とかは日常的にやっているんですが、会社のもあんなに簡単に分かりやすくなればいいのに、って思いました。

引用：おやとこ公式サイト

続いて、 笠原さんのコメントです。

「親 もの忘れ」などでネットで調べていたところ、もの忘れが進むとお金が動かせなくなることを知りました。でも、どこに相談すればいいのか全く分からなかったんです。

「おやとこ」は普段から利用している金融機関と提携しており、お墨付きがついた良いサービスなんだろうな、と思って無料相談を利用しました。

「おやとこ」の担当者には本当に親身になって相談に乗っていただきました。いつでも、何を聞いてもアドバイスが的確で、安心して相談することができました。
今は親から託されたお金の管理をおやとこアプリで行っています。残高や取引内容などが自動で集計できて、とても便利に使っています。

引用：おやとこ公式サイト

「おやとこ」のメリットとデメリット

おやとこのメリットとデメリットを整理してみます。

おやとこのメリット５つ

「おやとこ」のメリットは、次の５つに分類されます

１．家族信託契約件数No.1

「おやとこ」は、家族信託の契約件数でNo.1。

2016年から家族信託の普及に取り組み、経験豊富な専門家が実績を積み重ねてきたことが理由の様です。

実際に「おやとこ」を利用した家族のサービス満足度で「とても高い」「高い」が96%という実績も相談しやすいポイントですね。

２．Web面談や直接面談で契約を進めることができる

「おやとこ」は、リモート面談や自宅・オフィス・カフェなどでの直接面談が可能です。

地方に住んでいる場合や忙しい人でも、リモート面談を利用することで、効率的に家族信託の手続きを進めることができます。

３．家族への説明に対応

家族信託は認知症への備えのため、家族全員が内容を理解し、納得することが重要です。

時に物忘れの出始めた親の理解を得ることに骨が折れます。

「おやとこ」は、家族への説明も対応しており、経験豊富な専門家が分かりやすくサポートしてくれるので、全員が納得して家族信託を進めることができます。

家族信託の契約でたいへんなのは、以下の４つと「おやとこ」では解説されています。

実際、筆者も最初に「家族信託」の話を切り出すときが最も気を使いました。

４．一般的な事務所に比べて初期費用が安い

「おやとこ」、一般的な事務所に比べて初期費用が安く、リーズナブルな料金が魅力です。

一般的な事務所に比べて初期費用が抑えられるため、家族の理解を得やすく、家族信託を始めやすいという利点があります。

大切な財産を家族信託でムダに減らさずに済むメリットがあります。

家族信託は、信託財産の金額により、必要な費用が変わってきます。

「おやとこ」の運営会社トリニティ・テクノロジー株式会社の調査では……家族信託に入れた財産額は「1,000万円未満」が最多の32.7％、次いで「1,000万円～3000万円未満」が27.4％となっています。

「おやとこ」の費用は信託財産１億円以下では1.1%と設定されており、例えば、預金1,000万円を信託する場合は1,000×0.011＝11万円が信託組成費用となります。

一般的には、信託財産3,000万円以下の最低料金は30万円程度の専門家が多いため、「おやとこ」の費用設定はかなりリーズナブルといえます。

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５．家族信託アプリで管理が簡単

「おやとこ」は、専用の家族信託アプリを提供しており、信託財産の管理が簡単に行えます。

家族信託では、受託者は信託財産の管理状況について書類を作成する義務があります。

信託財産の管理アプリは、手間なく管理状況を整理できるので便利です。

おやとこのデメリット３つ

「おやとこ」のデメリットとしてよりも、家族信託の難しさがデメリットだとも言えます。

１．口コミが多くない

家族信託はまだ新しい制度で、契約者の年齢が高い事もあり、口コミの数は多くはありません。

そのため口コミを見て決めるのは難しく、自分で比べて決めるという形をとらざる負えません。

幸い多くの士業や専門家で初回無料相談を行っているので、自分で比較してみるのが最も安心です。

２．家族信託の理解が必要

「おやとこ」のデメリットというよりも『家族信託の難しさ』といえますが……
「おやとこ」を利用するためには、高齢な親に家族信託の理解が必要です。

高齢の親でモノ忘れが出始めた場合、前回の説明で理解を得られていても、次回確実に覚えていてくれるかが心配にもなります。

家族信託の理解が不十分なまま契約を進めると、後で親子関係がこじれる可能性もあります。

「おやとこ」を利用するためには、家族の理解が欠かせません。

３．家族信託には費用がかかる

家族信託を締結するためにはお金がかかります。

家族信託を検討する時は、認知症が気になり始めた時期とはいえ、病気を患った程ではなく、先を案じての「家族信託」のハズです。

その様なタイミングで、財産から数十万円を使う事に抵抗を感じるかもしれません。

リスク回避を事前にお金で行うという事ですが……成年後見人よりも自由度が高く、リーズナブルな制度という事を理解して、家族で共有することが大切です。

「おやとこ」をオススメする人しない人

メリットとデメリットから、「おやとこ」をオススメする人しない人は以下の様に区分できます。

「おやとこ」をオススメする人

上記4項目に当てはまる場合は「おやとこ」がオススメと言えます。

実績のある専門家で、リーズナブルに、効率よく家族信託を締結できて、さらにアプリで管理も簡単なので、家族信託のベンチマークとしてもおススメです。

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おやとこをオススメしない人

反対に、以下の人は「おやとこ」をオススメしません。

残念ながら、数が少ないため、口コミや評判で「おやとこ」を選ぶことはできません。

また、家族信託を自分自身で行う人にとっては、「おやとこ」の専門家によるサポートは、余計な費用がかかる事になります。

家族信託は、信託内容や法務手続きなど、やらなければならない事が多岐に及びますが、時間と手間を担保する事ができて、自分で手続きを進めたい人には、「おやとこ」はオススメできません。

よくある質問

Q１．相談は無料ですか？

「おやとこ」の初回相談は無料です。利用者が気軽に相談できる環境が整っています。

Q２．相談はどこでできますか？

「おやとこ」の相談は、オンラインでのリモート面談や直接面談で行うことができます。

遠方に住む利用者や忙しい方でも対応できるようリモート面談が提供され、直接面談は自宅やオフィス・カフェなどで行われています。

Q３．費用の見積もりはできますか？

「おやとこ」は、事前に費用の概算見積もりを行うことができます。

事前に費用を明確にすることで、安心してサービスを利用できる環境が提供されています。

Q４．家族信託締結にかかる時間は？

家族信託の締結には、通常1〜2ヶ月程度の時間がかかります。

手続きや書類作成に一定の時間がかかるため、平均して1〜2ヶ月程度の期間が必要です。

まとめ

家族信託はようやく広がりはじめた制度で、契約者の年齢も高いためか、「おやとこ」の口コミ・評判はまだ少ない状況でした。

また家族信託は、契約を締結しただけでは評価のできない制度でもあります。

筆者も家族信託を締結しましたが……

物忘れが出始めた親に、認知症のリスクを話してその場は理解してもらっても、次の打合せ時に忘れていたり……

親自身で積み上げてきた財産を、まだ元気な内に子供に管理を託す事に少なからず不満が残っていたりしたように感じました。

かといって、認知症が進行してしまえば資産凍結は免れず、親のために十分な事が出来なくなる恐れもあります。

家族信託は、認知症での資産凍結対策として優れた制度だと思います。

口コミはまだ少ないモノの、「おやとこ」は実績数・信頼度で抜きんでた、リーズナブルな専門家です。

「おやとこ」公式ページから、無料電話やメールでの問い合わせ、資料請求が可能です。

まず初めは複数の専門家に問い合わせて情報収集をするのがおすすめで、「おやとこ」は外せない専門家だといえます。

親の資産を大切にするためにも、気付いた時に検討を初めておくと安心です。

【参考サイト】
法務局：https://houmukyoku.moj.go.jp/tottori/page000001_00268.pdf
内閣府：https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/gaiyou/s1_2_3.html